お知らせ / ニュース

NEWS

【速単シリーズ別難易度解説付き】速読英単語を10分で600語覚える方法

2022.5.9

         

みなさんは、英単語の暗記は得意ですか?「難しい英単語は覚えにくい」 「覚えたはずなのに忘れている」「自分の記憶力のなさが悲しい」などの声が聞こえてきそうですね。

以前ご紹介しました英単語を10分で600語覚える勉強法は、とても覚えやすいと実践者の方々から好評いただきました。

『速読英単語』シリーズは難関大志望の方だけでなく、多くの受験生に人気です。早慶旧帝大もカバーできるボリュームで、英単語の対策がしっかりできます。
本記事では、勉強法についてご要望の多かった単語帳『速読英単語』で英単語を10分間で600語覚える方法をご紹介します。

本記事でわかること

  1. 『速読英単語』にマッチする学力層
  2. 『速読英単語』の構成
  3. 『速読英単語』の最適な勉強法

『速読英単語』にマッチする学力層

『速読英単語』はシリーズ化されているので、学力に合うものを選んでスムーズに勉強を進めましょう。

『速読英単語』シリーズ別 学力レベル

  1. 速読英単語 中学版:中学レベル
  2. 速読英単語 入門編:高1~2レベル
  3. 速読英単語 必修編:高3レベル(共通テスト)
  4. 速読英単語2 上級編:早慶・旧帝大 など

『速読英単語』シリーズ別 難易度と解説

  1. 速読英単語 中学版 ★
    中学生レベルでつまづいている受験生は意外に多いです。偏差値60未満の方は『中学版』の基礎的な英単語を習得しましょう。
  2. 速読英単語 入門編 ★★
    高1~2レベルの英単語が収録されています。高3、浪人生も英語が苦手な方は『入門編』の英単語を習得しましょう。
  3. 速読英単語 必修編 ★★★
    高3、 浪人生向けの標準的な単語帳です。日東駒専、産近甲龍、または地方国公立の受験生はぜひ『必修編』の英単語を習得しましょう。
  4. 速読英単語2 上級編 ★★★★
    単語力だけでなく速読力も身に付く単語帳です。早慶旧帝大の受験生は上級編まで習得しましょう。

『速読英単語』の勉強の進め方

例えば、早慶旧帝大の受験生の場合『上級編』の学力が求められます。『上級編』を始める前に『必修編』は仕上げておくべきです。さらに『必修編』の前には『中学版』や『入門編』の内容も習得していることが前提です。
各シリーズは3週間~1ヶ月でこなせるので、学力が満たない場合は、一つずつステップアップしていきましょう。受験生が本気でやり込めば全シリーズを1ヶ月半で終わらせることも可能です。

さらに、長文を音読する速読パートでは英文法の理解や知識が必要です。入門英文解釈の技術70『英文読解入門基本はここだ!』または大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本で基本的な英文解釈の力は習得しておきましょう。

後から紹介する勉強法であれば、英文法が苦手な方も『速読英単語』に収録されている単語は完全に習得できるでしょう。ぜひ取り組んでみてください。

『速読英単語』の構成

前半

  • ページの左側:長文(各シリーズに約30~50題)
  • ページの右側:訳文
  • 次のページ:英単語と意味

後半

  • ページの左側:例文
  • ページの右側:訳文
  • 次のページ:英単語と意味

最後(シリーズにより有無が異なる)

  • 英文法
    ※英文法については他の教材を推奨しているため、本記事では割愛します。

『速読英単語』の最適な勉強法

『速読英単語』の英単語の暗記は、構成の「英単語と意味」の部分で実践します。「長文」や「例文」は一旦置いておきましょう。

英単語の暗記は「準備」と「暗記」の2段階です。「暗記」は9割が「準備」で決まると考えてください。10分間で600語をこなすには、1単語1秒しかかけられないことも重要なポイントです。

準備編

  1. 知ってる単語・知らない単語に仕分ける
    知らない単語にチェックを入れるなど、一目でわかるようにします。
  2. 単語の発音を把握する
    発音がわからないものは調べてカタカナで書きます。
  3. 知らない単語を600語見つけるまで①②を繰り返す

暗記編

暗記のポイント6選

  1. 短時間に大量に
    10分間で600語と、短時間で詰め込みます。
  2. 触れる回数を増やす
    1日3回、6日間続けます。触れる回数が多いほど長期記憶につながります。
  3. 書かない
    書くと労力がかかり、疲れて記憶力の低下につながります。
  4. 発音する
    耳から入る記憶は残りやすいです。
  5. 一単語一秒目標
    10分で600語のペースが大切です。
  6. 寝る前に1回音読する
    寝る前は記憶に残りやすいです。

【実践例】

  1. 「単語の読み」と「意味」を音読する
    例えば、「responsibility」→「責任」、「balance」→「均衡」、「promote」→「を促進する」……と意味を隠さず、見ながら行います。
  2. ①を繰り返し、600語を10分で行う
  3. ②を1日3回行う(計30分)
  4. 同じ範囲の単語で③を6日間続ける
  5. 7日目に単語を見て即座に意味が言えるかをテストすると、約9割覚えている。
    残り約1割の覚えられない単語は翌週も継続して④を行う

以下の動画で実践例を紹介しています。

『速読英単語』の長文

『速読英単語』のすべての英単語を覚えたら、長文のフェーズに入ります。長文は「読み込み」と「スラスラ読めるまで音読する」の2段階です。長文の読み込み量を増やすためのアウトプットとして活用できます。ですが、まだ英文解釈や論理的な読解が仕上がっていない方は一旦長文を無視します。英語学習を進め、入試直前の演習のときに初めて使っても良いでしょう。

まずは単語をしっかり習得しよう!

『速読英単語』の勉強法は、英単語を覚えた後、英語学習後半の速読力を増やしたいときに長文を読み込みます。長文のフェーズまで進むことにより深く単語を記憶したり、速読力を身に着ける教材として使えば、英語の学力全体の底上げにつながるはずです。まずは英単語だけをしっかり習得しましょう!

無料体験・資料請求はこちら
CONTACT

ご質問等も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

TEL : 075-366-3689

Twitter