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偏差値55から着実に70まで伸ばす!ポレポレ英文読解プロセス50の勉強法

2022.5.21

         

みなさんは、英文解釈は得意ですか?英語長文を読むために、英文解釈は欠かせません。長文は、一つ一つの英文の集合体です。各英文の主語・動詞・目的語・補語・修飾語を正確に把握する英文解釈力は必須です。

『ポレポレ英文読解プロセス50』は、東大、京大、慶応、早稲田(社会学部)のような超難関大学に向けた英文解釈の参考書です。これから紹介する勉強法で偏差値70に到達する方も多くいます。反対に、GMARCH、関関同立以下の私大や旧帝大以外の国立大学には、不要だといえるでしょう。

本記事では、『ポレポレ英文読解プロセス50』で、英文解釈が苦手な方も超難関大学の英文解釈ができる方法をご紹介します。

本記事でわかること

  1. 『ポレポレ英文読解プロセス50』にマッチする学力層
  2. 『ポレポレ英文読解プロセス50』の構成
  3. 『ポレポレ英文読解プロセス50』の最適な勉強法

『ポレポレ英文読解プロセス50』にマッチする学力層

『ポレポレ英文読解プロセス50』は、まったくの英語初心者では使いこなすのが難しい参考書です。偏差値でいうと、高校3年生や浪人生は偏差値60以上の学力が求められます。高校1年生、高校2年生の学力では難しすぎるでしょう。

学力層に満たない人はまずこれをやろう

上記の学力を満たしていない場合は、『英文読解入門基本はここだ!』、『入門英文解釈の技術70』または『大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本』のいずれかを仕上げましょう。その後に『ポレポレ英文読解プロセス50』に入れば、スムーズな学習ができます。

『ポレポレ英文読解プロセス50』の構成

全体の構成にある英語長文で求められる重要な項目を、ページの構成で過不足なくカバーしています。

全体の構成

  • SVの発見
  • 句や節、共通関係の把握
  • 準動詞の主語
  • 挿入、修飾語との文の骨格の把握
  • 関係詞の理解
  • 名詞構文
  • 倒置
  • 省略

ページの構成

  • 例題:英文
  • 読解プロセス:例題の解説
  • 訳例:例題の訳

ライオンマークがついている「例題(英文)」は難問のサインです。京大志望の方は必ずやりましょう。その他の方は、余力があればやる程度で、飛ばして進めてもよいでしょう。

『ポレポレ英文読解プロセス50』の最適な勉強法

『ポレポレ英文読解プロセス50』の勉強法では、5つ(理解-3つ・暗記-2つ)のポイントがあります。

この勉強法では『理解』→『暗記』という流れが非常に重要です。英文解釈における『理解』とは、SVOCM(主語・動詞・目的語・補語・修飾語)に分けることです。まずはSVOCMの分け方を理解し、次に例文などを暗記する、という順序が大事です。
この勉強法は、脳の負担を減らし長期記憶を作る 「記憶固定化標準モデル」ともいわれ、脳科学上でも大変有効な方法に基づいた勉強法なのです。

理解

  1. 例文をSVOCMに区切る
    わかる範囲でSVOCMを自力で記入します。
  2. 訳を書く
    自分がわかればよいので、どこに記入してもよいです。
  3. SVOCMと訳があっているかを確認
    「読解プロセス(解説)」を読み、「訳例(例題の訳)」で訳を確認します。
    ※SVOCMの区切り方の理解が最重要なので、単語の意味の取り違えは、問題ありません。

暗記

  1. 例文の英語を日本語に訳し、1日5回音読を6日間繰り返す(合計30回)
    SVOCMごとに英語→日本語の順に音読します。
  2. 週に1回スラスラ訳せるか確認する
    SVOCMと単語の意味を把握し、すべての例文が何も見ずに訳せる状態かを確認します。まだスラスラ訳せない「例題(英文)」は、復習の日数を追加します。

【実践例】

[例題]This river is dangerous to swim in.

理解

  1. 例文をSVOCMに区切る
    This river/is/dangerous/to swim in.
  2. 訳を書く
    あの川は/です/危険/泳ぐのに
  3. SVOCMと訳があっているかを確認
    ①をチェック:S(主語)=This river、V(動詞)=is、O(形容詞)=dangerous、M(修飾語)=to swim in
    ②をチェック:あの川は泳ぐのに危険です

暗記

  1. 例文の英語を日本に訳して音読する(目安:1日5回✕6日間=合計30回)
    「That river」→「あの川は」、「is」→「です」、「dangerous」→「危険な」、「to swim in」→「泳ぐのに」を1日に5回繰り返し、さらに6日間続ける
  2. スラスラ訳せるまで①を繰り返す
    スラスラ訳せないものは、訳せるようになるまで復習の日数を追加する

まとめ

英語長文は、論理的な文章読解力を測るものが主流で、超長文(長い長文)の傾向があります。無駄に難しい英文解釈を身に付ける必要はありませんが、超難関大の受験に限っては、英文解釈力が非常に求められます。その対策として『ポレポレ英文読解プロセス50』の勉強法をぜひ試してみてください。

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