11月後半からの勉強法 難関私大に特化したカリキュラム
2023.11.12
11月後半、現在の学力に関係なくやってほしいことがあります。
本記事では、私立難関文系を目指す人が、この時期に戦略的にやるべきことをご紹介します。
本記事でわかること
- 過去問を解く
- MARCHにむけてやるべき参考書(英語)
- MARCHにむけてやるべき参考書(その他科目)
過去問を解く
目的
- 傾向に慣れる
本番で実力を出しやすくする演習 - 自分の実力を知る
何をやるべきかを理解する
今の自分の実力とどれだけの差があるかを、改めて確認することに重きをおきます。演習の実践は、もう少し先でよいでしょう。
ポイント
- 自力で解かない
教材を辞書として使いながら過去問を解く
自力で解かなければ、自分の実力がわからないように思いがちです。ですが、この時期にやるべきことは、あなたがこれから勉強しようとしている教材がマッチしているかを確認することです。
例えば、勉強しようとしている教材を辞書として使って過去問を解きます。その結果、8割前後の点数が取れたとすると、その教材を仕上げることで、約8割の点数が取れるという実感を掴むことができるのです。実感することで、モチベーションがあがります!
MARCHにむけてやるべき参考書(英語)
英語
『基本からわかる英語リーディング教本』 / 薬袋 善郎
分厚いですが、やるべき範囲は狭いです。英文解釈を仕上げるラストチャンスとして、ぜひ仕上げてください。
※一文一文が正確に読み取れる人は、必須ではないでしょう。
ポイント:下記2点ができるようになるまで、音読や復習を繰り返します。
- 例文をSVOCMにすぐに分解ができる
- 例文の訳がすぐに言える
『富田の英文読解100の原則 上・下』 / 富田 一彦
早稲田や慶応を目指す人だけでなく、MARCH、関関同立以上を受験する人には有効な参考書です。
英文読解について、論理的な考え方が学べる参考書であり、かつ、英文解釈のフォローもあります。
収録されている16の文章を徹底的に読み込んで理解することで、相応の実力が身につくでしょう。
11月後半からはじめると、12月前半ごろまでに仕上げるペースが理想です。1日1文章とすると、約2週間で1周目が終わります。復習として、2周目をまわし、あわせて1ヶ月くらいが目安でしょう。
『速読英熟語』 / 岡田 賢三
英単語だけでなく英熟語にも取りかかる必要があります。
余力がない人:収録されている英熟語だけをマスターする
余力がある人:英語長文も読み込んで多読をすすめる
MARCHにむけてやるべき参考書(その他科目)
国語
『入試現代文へのアクセス 基本編』 / 荒川 久志
『堺の現代文ミラクルアイランド』 / 酒井 敏行
『古文 上達 基礎編 読解と演習45』 / 仲 光雄
『二刀流古文単語634』 / 和田 純一
数学
※数学ⅠAは過去問で7割以上とれている前提です。
『初めから始める数学Ⅱ・B(Part1・2)』 / 馬場 敬之
社会
※政治経済は、社会の中でも異質なため、ここでは割愛します。
『実力をつける日本史 100題』 / Z会出版編集部
『実力をつける世界史 100題』 / Z会出版編集部
『実力をつける地理 100題』 / Z会出版編集部
『マンガ 日本の歴史:ニッポンの始まり』 / 川口 素生
動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。
モチベーションが大事です!
この時期、過去問を解いて、7割以上取れることを実感して、モチベーションを上げていきましょう!!そして、寒くなる時期になります。体調管理にも十分気をつけてください。