『英語長文レベル別問題集』と『ハイパートレーニング』の組み合わせ最強説!英語長文勉強法8選
2022.6.25
みなさん、英語長文は得意ですか?得意ではない方もいるかもしれません。
英語長文は、やはり演習の数をこなさないと得意にはなれません。英語長文の問題集として、『英語長文レベル別問題集』『大学入試英語長文ハイパートレーニング』(以下、『レベル別問題集』『ハイパートレーニング』)が定番です。
『レベル別問題集』は6種類、『ハイパートレーニング』は3種類の合計9種類があります。その9種類のうち5種類を選び、進める順番をコントロールすることで、偏差値50から70に上がる可能性もあります。
本記事では、『レベル別問題集』と『ハイパートレーニング』を組み合わせた英語長文の勉強法8選についてご紹介します。
本記事でわかること
- 『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の勉強する順番
- 『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の構成
- 『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の最適な勉強法
『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の勉強する順番
選んだ5種類の問題集は、以下の順番で進めます。この順番となる理由は、『ハイパートレーニング』は文章の抽象度が高く、内容が難しいからです。レベル別問題集を間にはさみつつ、最終的に『ハイパートレーニング レベル3 難関編』を攻略することを目的にすすめましょう。
- 英語長文レベル別問題集3 標準編
↓ - 英語長文レベル別問題集4 中級編
↓ - 大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編
↓ - 英語長文レベル別問題集5 上級編
↓ - 大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル3 難関編
※英文一文一文の理解が難しく、基礎的な英文法が身についていない方は、まず『入門 英文解釈の技術70』を学習することをおすすめします。
『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の構成
- 英語長文
- 英語長文の解説:日本語訳・単語の意味
- 設問
- 設問の解答・解説
『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の最適な勉強法
英語長文は、ただ演習の数をこなせばよいわけではありません。正しい勉強法に基づいて、演習の数をこなすことが重要です。
この勉強法では、「英語長文をマスターする」「設問をマスターする」の2段階に分けて進めます。「英語長文編」で5つ、「設問編」で3つの合計8つのポイントについて説明します。
英語長文編
ポイント①:辞書を用意する
長文に取り組みやすくなります。
スマホや電子書籍ではなく、使い込んだ紙の辞書は、試験会場で他の受験生を圧倒し、精神的に有利になることも実際にあります。
ポイント②:訳を書く
英語長文に対して、なるべく辞書を使わずに自力でノートに訳を書きます。意味のわからない単語は、前後の流れから推測し、赤文字で強調します。
ポイント③:訳を照らし合わせる
解説などをもとにチェックし、SVOCMがあっているか、単語の意味があっているかを確認します。
ポイント④:本文と訳を読み込む
本文の理解を深めるために、日本語の訳を読み込みます。日本語でも意味がわからないテーマや用語は、しっかり調べて理解を深めましょう。文章の流れを確認することも重要です。
ポイント⑤:音読する
SVOCMごとに英語→日本語の順に音読し、1日5回を6日間繰り返します(合計30回)。
人の記憶は睡眠により定着するという説があります。1日に30回音読するより、あえて6日間に分けて音読する方が、睡眠の回数が増えることで効果が高まります。
設問編
ポイント⑥:理由を書く
その解答に至った理由を書きます。
ポイント⑦:根拠を照らし合わせる
⑥で書いた解答の根拠と解説にある根拠とを比較する
自分の思考の間違いを正すことができます。
ポイント⑧:復習する
不正解の設問、正解したが根拠が誤っていた設問は、復習しましょう。
※回数目安:2回
【実践例】
[例題]This river is dangerous to swim in.
- 訳を書く
例文をSVOCMに区切り、訳を書く
This river/is/dangerous/to swim in.
あの川は/です/危険/泳ぐのに - 訳を照らし合わせる
SVOCMと訳があっているかを確認
SVOCMをチェック:S(主語)=This river、V(動詞)=is、O(形容詞)dangerous、M(修飾語)=to swim in
訳をチェック:あの川は泳ぐのに危険です - 本文と訳を読み込む
日本語でも意味がわからないテーマや用語は、Googleなどで調べる
文章の流れやどんな内容が順番に書かれているのかを理解する
例:第1段落に○○、第2段落に○○の理由、第3段落に具体例、最後に結論 - 音読
例文の英語を日本語に訳して、1日5回、6日間繰り返す(合計30回)
「That river」→「あの川は」、「is」→「です」、「dangerous」→「危険な」、「to swim in」→「泳ぐのに」 - 設問の解答の理由を書く
例:「問2の解答は”1”」
「理由は第1段落の5行目にある”reason”と内容が同じだから」 - 根拠を照らし合わせる
⑤で書いた理由を解説に記載の理由と比較する - 復習する
不正解の設問、正解したが根拠が誤っていた設問は、2回程度復習する
こちらの方法は動画でも詳しく解説しています。
英語長文を得意にしよう!
『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の最適な勉強法を実践し、英語長文を得意にしましょう。そして、偏差値50から70まで一気に上げていきましょう!!