早慶・旧帝大志願者必見!『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』 勉強法7選
2022.9.3
みなさん、早慶や旧帝大などの難関大学の長文読解のテクニックが学べる参考書をご存じですか?
『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』は、読解が苦手な人でも英語長文が解ける方法が学べます。難関大学の英語長文対策の仕上げとして最適な1冊です。
本記事では、『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』で、英語長文が得意になる勉強法7選についてご紹介します。
本記事でわかること
- 『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』の勉強法の全体の流れ
- 『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』の最適な勉強法
『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』の勉強法の全体の流れ
第1段階:本文の勉強法-4つ ※本文を完璧に理解する
第2段階:設問の勉強法-3つ ※設問に対応する解説を完璧に理解する
『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』の最適な勉強法
第1段階:本文の勉強法
勉強法①:自力で全文訳を書く
[問題]の本文について、全文訳を書きます。意味のわからない単語は、調べるのではなく、前後の流れから推測します。赤丸などで強調し、後から確認できるようにしましょう。
勉強法②:訳が合っているか確認
【全訳】の内容と照らし合わせて、①で書いた訳が合っているか確認します。①で推測した単語の訳が正しいかも確認しましょう。意味を取り違えた場合、必ず理由がありますが、勉強法②では正解か不正解かだけの確認でよいです。
勉強法③:本文の解説を読み理解を深める
【解答】では、一文ずつ詳しい説明が施されています。この解説が、参考書の1番のポイントです。全文訳で取り間違えた意味は、取り間違えた理由を理解することで、読解力を高めることができます。例えば、「文脈の前後の流れがおかしかったため」「SVOCM(主語・動詞・目的語・補語・修飾語)の構造を取り違えたため」など、理由を追及します。
勉強法④:本文を音読する
完璧に本文が理解できたら、音読します。設問は、いったん置いておきましょう。SVOCMごとに英語→日本語の順に音読し、1日5回を6日間繰り返します(合計30回)。回数は目安です。スラスラ読めることを目標に音読を繰り返しましょう。
第2段階:設問の勉強法
勉強法①:設問を解く
5回音読した直後に解き始めましょう。設問の解答と、その解答にした根拠をノートに書きます。正解の根拠だけでなく、不正解の根拠も書くとよりよいでしょう。書くことで思考力が高まるので、とても大事な作業です。根拠を書くことをやるかやらないかで、英文読解ができるかできないかが決まります。
【参考】
言語脳科学の酒井邦嘉東大教授は、紙媒体による学習の方が記憶により定着しやすい、と紙に書くことの効用を発表されています。人は頭の中で、同時に考えられることは3個程度といわれています。これが紙に書くことで約5~10個まで増えるそうです。
勉強法②:解答開設で自分の根拠を確認する
勉強法①で書いた解答の根拠が正しいかを確認します。間違った場合は、どこが違ったのか正しく理解しましょう。
勉強法③:設問は2回復習する
解答が不正解のもの、正解したが「根拠」が疑わしいものは、再度同じように解いて復習します。翌日に1回、1週間後に1回の合計2回復習しましょう。
【実践例】
[例題]This river is dangerous to swim in.
- 本文の全文訳を書く
「あの川は、泳ぐのに危険です。」
※わからない単語は、前後から推測して訳し、赤丸を付けます。 - 【全訳】の内容と照らし合わせて、①の訳が合っているか確認する
- 【解答】で、一文ごとに解説された内容より、本文の訳について理解を深める
- 本文を音読する(1日5回×6日)
「That river」→「あの川は」、「is」→「です」、「dangerous」→「危険な」、「to swim in」→「泳ぐのに」 - 設問を解き、ノートに書く
[問1] ①(解答)
根拠:例えば、第1段落の○○の文章が、設問の文意と合っていた場合→「第1段落の4行目の○○があるから…」 - 解説を見て、自分の根拠を確認し、正しく理解する
- 復習する(翌日+1週間後)
不正解のもの、正解したが「根拠」が疑わしいもの①~⑥を再度実践し、復習します。
こちらの方法は動画でも詳しく解説しています。
英語長文を得意にしよう!
早慶や旧帝大などの超難関大学の受験には、長文読解のテクニックが必要です。『富田の英語長文問題解法のルール144 上・下』で、英語長文が解ける方法を学びましょう。そして受験に向けて、英語長文対策の仕上げをしましょう。