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【超暗記法】『英単語ターゲット1900』の勉強法

2022.2.20

         

『英単語ターゲット1900』は大学受験に挑む多くの方が使っている英単語帳だと思います。『英単語ターゲット1900』を暗記できれば、英語の偏差値を大きく上げられるでしょう。

特に『Part 1 常に試験に出る基本単語800語』『Part 2 常に試験に出る重要単語700語』の1500語は必須で暗記しておきたいところ。難関大学を受ける方は『Part3 ここで差がつく難単語400語』まで暗記するのがおすすめです。

本記事では『英単語ターゲット1900』を楽に早く暗記できる勉強法を解説します。

『英単語ターゲット1900』を楽に暗記する勉強法

『英単語ターゲット1900』を楽に暗記する勉強法は、基本的には「書かないで声に出して音読する」だけです。この方法で勉強すると、10分で300語に触れられます。音読を1週間続ければ、約300語を覚えられるのです。

1日60分音読すれば、ちょうど『英単語ターゲット1900』に収録されている1900語を音読できる計算です。1日60分の音読を1週間続ければ、単語帳1冊分の単語をほとんど覚えられるのです。

ポイントは、短時間に大量に音読すること。そして、気楽に肩の力を抜くこと。半身浴をしながら、あるいはベッドの中で寝転がりながらと、リラックスした状態で音読するのがおすすめです。暗記は思考力を使わないので、寝る前などの夜の疲れた時に勉強するのが効果的なのです。

『英単語ターゲット1900』の超暗記法を実践しよう

具体的な暗記方法を解説していきます。

①知っている単語と知らない単語を仕分ける

まず最初にやるのは、知っている単語と知らない単語の仕分けです。自分の覚えたいPartの単語をすべてを仕分けましょう。数が多いので、この仕分けの作業だけは少し大変かもしれません。

たとえば「improve」が分からない場合、英語の部分に印をつけます。蛍光ペンなど、色付きのすぐわかる印がおすすめです。(特に黄色の蛍光ペンがおすすめです。理由は後ほど説明します。)

②読み方が分からない単語は発音を書いておく

2つ目は、英単語の発音を把握しておくことです。読み方が分からない英単語があれば Google 翻訳などで調べ、英単語の上にカタカナで読み方を書いて忘れないようにしましょう。

余力がある人は、アクセントも合わせて覚えると良いでしょう。しかし、まだ英語学習に不慣れな方はカタカナ読みの発音だけで問題ありません。

以上の2つが下準備です。

③1単語1〜2秒で音読する

準備が終わったら、いよいよ音読です。

ポイントは、

  1. 1単語1〜2秒で音読
  2. 1単語1義で音読

の2つです。

「1義」とは「1つの意味」のことです。例えば「offer」には「提供する」「申し出る」の2つの意味がありますが、基本的には赤い文字で書かれた意味を音読しましょう。赤い文字の意味が2つ以上ある場合は、自分が覚えやすい方を選んで音読してください。

2つのポイントを押さえて10分間音読すると、早い人だと300語、遅い人でも200語程度は音読できるでしょう。1週間続ければ、音読した単語のうち9割は覚えられます。余力がある人は、300語10分間の音読を1日3回繰り返すのがおすすめです。記憶の定着が早まりますよ。

④週に1度、赤シートでチェックする

③の音読を1週間繰り返します。音読のときには赤シートは使いません。7日目に初めて赤シートを使います。赤シートで意味を隠して、すべての単語で覚えられているか確認しましょう。

覚えられなかった単語は印をつけましょう。黄色より目立つ赤色の蛍光ペンなどで印をつければ「1週間音読しても暗記できなかった単語」がすぐ分かります。最初の印に黄色の蛍光ペンをおすすめしたのはこれが理由です。

覚えられない単語は1割程度です。もし300語を音読すれば、約30語は覚えられない単語があります。覚えられなかった単語はもう1週間音読を続けましょう。その際に次の週に覚える予定の300〜600語も合わせて330語で音読をすれば効率よく勉強を進められます。

覚えられない単語は例文も暗記する

2週間音読しても覚えられない単語は、30語の中で5〜6語あるかもしれません。そのときは単語の横に書かれた例文を音読しましょう。この例文を覚えれば絶対に忘れません。例文を読むのはこのような最終手段として使うのがおすすめです。

実践動画はこちら

こちらの動画では、実際に①〜④の手順にしたがって超暗記法を実践しています。

暗記は早く楽に勉強しよう

『英単語ターゲット1900』の暗記の勉強方法は、

  1. 知っている単語と知らない単語を仕分ける
  2. 読み方が分からない単語は発音を書いておく
  3. 1単語1〜2秒で音読する
  4. 週に1度、赤シートでチェックする

ポイントはまず大量に数をこなして90~95%の単語を覚えること、残りのどうしても覚えられない単語は例文ごと覚えることです。この手法でやっていくと効率良く単語を覚えられます。

単語の暗記は非常に大変だというイメージがあるかもしれませんが、この手法でやっていけば確実に、そして早く楽に覚えていきます。ぜひ試してみてください。応援しています。

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