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1日30分も英語の勉強ができない人でも、「10時間以上勉強が続く」コツを伝授

2023.7.23

         

本記事では、英語を独学で勉強するうえで、うまくいかない2つの理由についてご紹介します。

本記事でわかること

  1. 英語を独学で勉強する「勉強量」
  2. 英語を独学で勉強する「勉強の質」

英語を独学で勉強する「勉強量」

勉強量とは

「勉強時間」や「参考書をこなすページ数」などを指します。

勉強量は、学力によりやるべき量をコントロールする必要があります。

学力

  • 基礎:偏差値50未満
    ※中学レベルが完璧ではなく、もう少し抜けがあるレベル
  • 標準:偏差値55前後
    基礎的な英単語、英熟語、英文法を抑え、入試レベルの文章を一文一文読める力があるレベル
  • 応用:偏差値60以上

学力別の勉強量

  • 暗記:英単語、英熟語などを「覚える」こと
  • 思考:英文解釈、英語長文などを「考える」こと

基礎の勉強量

暗記:8割(例えば、10時間中8時間は暗記)
思考:2割

「覚える」ことをしっかりやります。「理解できる」よりも「覚えられた!」「たくさんやった!」といったことで、モチベーションを上げていく方が、続きやすいです。また、成績も伸びやすいです。
英単語の暗記や、基礎的な英文法を身につけることで、自身にもつながるでしょう。

標準の勉強量

暗記:5割(例えば、10時間中5時間は暗記)
思考:5割

まだまだ覚えることのある段階です。暗記にも時間を費やした方がよいでしょう。より難しい英文解釈や英語長文にも進むため、思考の勉強にも時間が必要となります。「覚えられた」というだけでなく、「理解できた!」「頭が良くなった!」といった感覚が得られると、勉強のスピードや加速度はアップするでしょう。
思考系を磨くことで、覚えられただけでなく、深い理解も得られたことを実感すると、勉強を継続しやすくなります。

応用の勉強量

暗記:2割
思考:8割

英語長文では、覚えることは少ないですが、英作文の基本例文を覚えたり、文法問題対策やリスニングで、音を覚えていくなどの暗記も若干はあります。基本的には、過去問を解いたり、難しい問題集に取り組むということに8割は費やすことになるでしょう。

応用までの勉強量をこなした後

全てを終えたら、復習(暗記)がベースの勉強となりますが、本記事では内容を割愛します。

英語を独学で勉強する「勉強の質」

「勉強量」が多くても「勉強の質」(勉強の中身)が悪ければ、成績は上がりません。やる気もでないでしょう。

勉強の質は、時期によりやるべき量をコントロールする必要があります。

<基礎>4~5・6月

この時期にしっかりと基礎を作ります。

  • 暗記法>思考方
  • 英単語・英熟語(暗記)
  • 英文解釈(暗記メイン)
    英文解釈は、基本「理解→暗記」の流れとなります。暗記に比重が高くなりますが、理解しないと覚えられないし、使える知識となりません。
【勉強法のポイント】
  • 復習回数:5、6回
    とにかく復習をしっかり回数(5、6回)をこなす。
  • 短時間で反復&繰り返す→週1チェックテスト
    短時間で短期間に繰り返すことが大切です。そして、1週間に1回はチェックし、覚えていないものは翌週も繰り返し、覚えたものは、勉強の対象から外します。

<標準>6~8月

夏までにある程度の形ができあがるようにします。

  • 暗記法=思考法
  • 英単語・英熟語(暗記)
  • 英文解釈
  • 英語長文(思考)
    英語長文で「思考」をつかさどる勉強に勉強時間の半分は費やしてほしいです。
【勉強法のポイント】
  • 復習回数:3回
    復習回数としては3回を目安としてほしいです。復習方法は、基本的には一文一文を音読します。スラスラ読めるように反復していくことが大切です。
  • 解答の根拠が間違いなく言える
    問題を解く際に解答の根拠をしっかり紙に書いてください。そして、その紙に書いたものを参考書の解説と照らし合わせ、理解を深めていくプロセスを踏みます。
    一度解いた問題は、参考書の解説と同じように、解答の根拠が言えるように復習します。復習をやり過ぎて、解説を暗記してしまっては、意味がないので、復習回数は3回くらいを目安にするとよいでしょう。
    ただし、設問については3回の復習が目安ですが、長文の一文一文をスラスラ読むには、3回の復習では難しいです。暗記の勉強としては、5、6回繰り返しましょう。

<応用>9月以降

秋以降は、英語以外の他の科目も進めていく時期となります。英語については、9月には、応用レベルに達していることが望ましいです。

  • 暗記法<思考法
    暗記よりも思考に時間を費やすことになります。具体的には、過去問の実践です。
  • (英単語・英熟語暗記)
  • (英文解釈)
  • リスニング(暗記&思考)
    暗記も大切ですが、思考をつかさどる演習がとても大切です。
  • 英作文(暗記&思考)
    暗記も大切ですが、思考をつかさどる演習がとても大切です。
  • 英作文問題(暗記)
    暗記がメインとなります。覚えていないものを反復しましょう。
【勉強法のポイント】
  • 復習回数:3回
  • 解答の根拠が間違いなく言える

 

動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。

独学でも成績は伸ばせる!

「勉強法」と「勉強の質」の観点で、日々の勉強を見直し、より良いものにしてください。そして、独学でも成績を伸ばしていきましょう。

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