【英語長文勉強法】『大学入学共通テスト 英語[リーディング]の点数が面白いほどとれる本』について
2023.1.22
共通テストの英語には、「リーディング」と「リスニング」があります。
本記事では、参考書『大学入学共通テスト 英語[リーディング]の点数が面白いほどとれる本(以下『共通テスト 英語[リーディング]』)』について、見逃しがちなポイントを押さえながら、「リーディング」対策の勉強法をご紹介します。
本記事でわかること
- 『共通テスト 英語[リーディング]』の構成
- 『共通テスト 英語[リーディング]』の最適な勉強法
- 『共通テスト 英語[リーディング]』の勉強法のポイント
『共通テスト 英語[リーディング]』の構成
- 例題(問題)
- 問(設問)
- 解説 ※SVOCMの解説はなし
- 解答
- 訳
- 語句
『共通テスト 英語[リーディング]』の最適な勉強法
「解説」にSVOCMの詳細が書かれていないため、SVOCMに苦手意識のある方は、『入門英文解釈の技術70』を仕上げるとより安心です。共通テストの英文で、SVOCMは、それほど複雑ではないので、本書に取り掛かってから、どうしても難しく感じる場合は、追加で勉強するといった流れでもよいでしょう。
ステップ1:「例題」の本文をしっかり読む
本文を理解することが重要です。一度、和訳を書くとよいでしょう。
※あきらかに簡単な文章であれば全文訳は不要です。
ステップ2:和訳が正しいか確認する
ステップ1で書いた和訳があっているか、理解が正しいかを「訳」を見て確認します。
ステップ3:設問を解く
設問の解答とその解答とした根拠をノートに書きます。解答の根拠をノートに書くことで、自然と正しい読解の力が身に付くのです。
ステップ4:解答の根拠を確認する
「解説」を見て、ステップ3で書いた根拠が合っているかを確認します。間違った場合は、どこが違ったのか正しく理解しましょう。
ステップ5:音読
「例題」の全文ではなく、下記にあげる一部分のみを音読します。(1日5回×6日)
- 知らない単語が含まれている箇所
- 構造が難しいと感じる箇所
- 理解を間違えた箇所
ステップ6:復習
間違えた問題は、再度解答の根拠も含めて解き直します。
【実践例】
[例題]This river is dangerous to swim in.
- 本文を読み、訳を書く
あの川は、泳ぐのに危険です。 - 訳が合っているかを確認
①と「訳」と比較します。 - 設問を解き、ノートに書く
[問1] ①(解答)
根拠:例えば、第1段落の○○の文章が、設問の文意と合っていた場合→「第1段落の4行目の○○があるから…」 - 「解説」で自分の根拠を確認し、正しく理解する
- 音読(1日5回×6日)
※間違えた箇所や難しいと感じる箇所のみ
「That river」→「あの川は」、「is」→「です」、「dangerous」→「危険な」、「to swim in」→「泳ぐのに」 - 復習する
不正解のもの、正解したが「根拠」が疑わしいもの①~⑤を再度実践し、復習します。
『共通テスト 英語[リーディング]』の勉強法のポイント
勉強法のポイント
「本文を理解した後の設問で、解答の根拠を紙に書くこと」
このような勉強法となる理由は、間違えた場合に「英語の解釈」と「本文の理解不足」のどちらで間違えているのかを判断するためです。
人は、頭の中で考えるだけでは思考力を上げられません。紙に書くことでより深く、多くのことを考えることができるのです。
勉強をすすめるスピード
全体で約500ページあるため、1日20ページ(約10例題)ずつすすめると、約1ヶ月で仕上がるでしょう。復習を含めても約1ヶ月半ほどです。
こちらの方法は動画でも詳しく解説しています。
1ヶ月でリーディングの対策をしよう!
共通テストで点数の取得が必要な方は、ぜひご紹介した勉強法を実践してみてください。『共通テスト 英語[リーディング]』この一冊を仕上げれば、約1ヶ月で共通テストで8割取ることも可能でしょう。