やってはいけない!英文法の勉強方法5選
2022.3.31
英文法の学習をどのように行っていますか?
「英文法の問題集がなかなか進まない」
「大学受験のレベルまでなかなか理解が追いつかず、焦っている」
という人もいるかもしれませんね。
もしかすると、その悩みは「やってはいけない英文法の勉強方法」で学習しているからかもしれません。この記事では、NGな英文法の勉強方法とその対策をご紹介します。
ついやってしまいがち!ダメな英文法の勉強方法5選
さっそく、NGな勉強方法とその対策を5つご紹介します。ご自身に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
だめな勉強法①最初から英文法問題集で勉強する
文法の基礎が分かっていない状態で『Next Stage』などの英文法問題集を学習するのはおすすめできません。英文法問題集はある程度英文法の基礎が固まっている人に効果があります。具体的には偏差値60以上で安定している人が対象です。
解決策:まずは基礎を固めよう!
偏差値が低い人はまず『入門英文解釈の技術70』を勉強しましょう。基礎をしっかり固めたうえで、『Next Stage』などの英文法の問題集に進むのが効果的です。
だめな勉強法②自分のレベルに合わない勉強をする
中学レベルが怪しいのに『入門英文解釈の技術70』に取り組むなど、自分のレベルに合わない参考書での勉強はやめましょう。東大、京大、慶応のような一部の超難関大学は例外ですが、大学入試での英文法の知識は中学レベルの英文法がしっかり理解できていれば問題ありません。
解決策:まずは中学レベルの英文法を完璧に!
中学レベルがあやふやなら『くもんの中学英文法(スーパーステップ)』から進めるのがおすすめです。まずは中学レベルの英文法を完璧にしてから『入門英文解釈の技術70』へ、と徐々にステップアップしていきましょう。
だめな勉強法③ただ読むだけ
ただ英文を読んでいるだけになっていませんか?実は、読むだけでは知識になりづらいのです。
解決策:文章構造を理解しながら進めよう!
英文法の目的は「英文を瞬時にSVOCMに分けること」です。この目的を常に意識して、英文をSVCOMに分ける特訓をしながら進めましょう。どんな英文が出てきても瞬時にSVOCMに分けられるようになれば、あなたの英文法は完璧といえます。
だめな勉強法④音読しない
SVOCMに分けて文章構造を理解するのも大切ですが、黙読での勉強はおすすめしません。
解決策:英語→日本語の順で音読しよう!
声に出して英語、日本語の順で音読しましょう。目で英文を見て、声に出して音読して、音読した声を耳で聞きます。このように、五感を使ってこそ吸収力や理解力が上がるのです。中学レベルの英文法であれば、英語から日本語だけでなく、日本語から英語の方も瞬時に変換できることを目指しましょう。
だめな勉強法⑤復習しない
「まだ中学レベルだから、早く進んで大学受験レベルの参考書をやらないと」と焦ってしまう気持ちもわかりますが、復習をせず先に進んでしまってはいけません。
解決策:英文法は暗記できるまで復習しよう!
英文法は「しっかり理解して、暗記するまで復習する」流れが非常に重要です。暗記するとなると、1〜3回の復習では難しいと思います。必ず5回以上復習しましょう。英文法は英語全体の理解に大きく関わるため、英単語を暗記するよりも覚えやすいはずです。
おすすめの復習方法は音読です。1日5回音読して、それを5〜6日間程度繰り返します。すべての文章をSVOCMに分け、瞬時に意味が言えるのをゴールにしましょう。
まとめ
ダメな勉強方法をまとめると、
- いきなり問題集から始める
- 中学レベルの英文法をおろそかにする
- ただ読むだけ
- 音読しない
- 復習しない
の5つです。YouTubeでも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
「うっかりダメな勉強法をやってしまっていた!」という方は、解決策を参考に勉強方法を改善してみましょう。ぜひ、日々の学習に役立ててください。