落ちる受験生の「9つの特徴」
2023.10.22
落ちる受験生には特徴があります。勉強系とメンタル系で、自分がそれぞれの特徴にあてはまらないように意識しながら、日々の勉強をすすめましょう。
本記事では、落ちる受験性の9つの特徴をご紹介します。
本記事でわかること
勉強系の特徴
- 良い教材・良い授業だけに興味がある
- 勉強法が身についていない
- 基礎ができていない
- 志望校対策ができていない
メンタル系の特徴
- 予備校や塾に頼りきる
- 本当に行きたい志望校でない
- やる気が続かない
- 模試での実践が少ない
- 本当の仲間がいない
勉強系1:良い教材・良い授業だけに興味がある
わかりやすい教材、良い教材・良い授業を探すこともよいですが、それで勉強をしたとしても成績が上がるわけではありません。
落ちないためには、自分にとって何が必要なのかを知る必要があります。今何ができていて、足らないものが何であるかを正しく認識して、自分に合うものをピックアップすることが大事です。
勉強系2:勉強法が身についていない
落ちる受験生:勉強法に対して意識が低い
できる受験生:勉強法が身についている
良い教材・良い授業を得たとしても、勉強法が自己流であれば、失敗するリスクは高くなります。YouTubeや勉強本などで学んとしても自己流に戻りがちです。
常に意識して、自分が正しい方法で勉強できているかをチェックする必要があります。
チェック方法
勉強した参考書の内容が、全部スラスラ解ける場合は、勉強法が正しくできていると思います。
勉強法の例
- 英文読解、現代文、数学などの思考系の参考書
解答のプロセスを紙に書いて、解説と照らし合わせて確認する - 英単語の勉強法
書いて覚えることは難しいため、音読して暗記する
勉強系3:基礎ができていない
人間とは、年を重ねるごとに成長していると思いがちですが、そうではありません。中学時代に7~8割しかとれなかった問題は、高校生になってもやはり7~8割しかとれない確率が高いです。
基礎を仕上げるということは、最低で9割以上の仕上がりが必要です。そして基礎を固めることは、最重要です。基礎が仕上がっていない状態で、勉強を重ねても崩れやすいからです。
現代文が特に大事です。あらゆる科目のベースとなり、英文読解、数学の問題、理科や歴史の記述問題も現代文力があってこそはじめて身につくものです。
落ちる受験生は、現代文を軽視しすぎています。
とにかく中学レベルの現代文力は、身につけてください。
勉強系4:志望校対策ができていない
偏差値ベースで考えて、大学に受かるだろうという誤認識をしている人が多いです。実際の入試傾向を知らずに盲目的に勉強を進めています。
なるべく早い時期に、どのような問題がでるかを確認するため、必ず過去問をみてください。
- 英語長文が多い
- 文法問題が多い
- 発音・アクセントがでる
- 微分/積分が毎年でる
- ベクトルが隔年ででる
入試傾向を知ると、最後の追い込み時に、どこに重点を置いて勉強すべきか、何を捨てるかの判断ができるようになります。やらないことを決めることで、やることが明確になり、成果をあげやすくなるのです。
落ちる受験生:あれもこれもやらないといけない
できる受験生:捨てることができる
メンタル系1:予備校や塾に頼りきる
落ちる受験生:おいしいPRに惑わされ、予備校や塾に頼る
できる受験生:すべて自分で決めて、自分に責任がある
誰かや何かにに頼ることは楽です。責任転嫁もできます。
でも、勉強をして成績が上がるのは自分で、上がらなくても自分の責任です。そのようなメンタリティを持ってください。
メンタル系2:本当に行きたい志望校でない
落ちる受験生:本当に行きたい志望校を目指していない
できる受験生:純粋に行きたい、行ってもよい志望校を目指している
人間とは、本当に行きたい大学でなければ、根源的にやる気がでないものです。
周りの声や、今の現状で妥協した選択をしている可能性はありませんか?目指している大学は、本当に行きたい大学ですか?自分の心に耳を傾けてください。
メンタル系3:やる気が続かない
原因1:ビジョンが見えない
現状から志望大学に受かるためのプロセスがみえていない人は、動画や予備校のカリキュラムで自分にあうビジョンをしっかり持ちましょう。
原因2:テクニックを知らない
長い時間勉強をするなどは、あまり意味がありません。疲れると集中力も低下します。疲れたら少し休憩するなどのテクニックを知ってください。
メンタル4:模試での実践が少ない
模試とは、学校外で受ける外部の会場で受験する模試のことを指しています。普段と異なる会場で、力が発揮できないことがあります。緊張する環境に慣れるには、実践での経験を増やすことで練習するしかありません。
メンタル5:本当の仲間がいない
勉強ができる環境にあることについて、感謝の気持ちを持ちましょう。感謝をすることで、気持ちに余裕が生まれます。気持ちに余裕ができると、自分を客観的にみることができてきます。
動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。
「落ちる受験生の特徴」いくつあてはまりましたか?
もし1つでもあてはまる状態で受験勉強続けると、不合格の可能性が高まります。たとえいくつも当てはまっていても、自分の行動を変えれば、合格の可能性は高くなるでしょう。
9つの特徴に1つでも当てはまる人は、今日から行動を変えて、受かる受験生に変わりましょう!!