【早慶・難関私大・国公立受者向け】入試直前の1週間が最も成績が伸びる9個の理由
2023.2.5
入試までの残り1週間は、成績を上げやすくなります。
単純に昨年4月のあなたと、今のあなたを比較してみましょう。あきらかに今のあなたの方が、処理能力・思考力、記憶力がアップしているはずです。
少なくとも昨年4月のあなたと、3~4倍の力の違いがあるのではないでしょうか。一般的に「昨年の4月の1日にこなす量は今の1/3~1/4」と言われています。入試直前期の1週間は、昨年4月の1か月、またはそれ以上かもしれません。
本記事では、これから受験を控えている方々に向け、入試直前の1週間の過ごし方についてご紹介します。
本記事でわかること
- ルール1:「1コマ90分✕6コマ/日」 をこなす
- ルール2:寝起きの15分は計算問題(理系)・暗記テスト(文系)をする
- ルール3:昼食後の1時間は得意科目をする
- ルール4:朝食後と夕食後の15分間は体を動かしながら暗記する
- ルール5:入試直前は難しい問題に手を出さない
- ルール6:入試直前の復習はランダムにする
- ルール7:覚えられないものは紙に書いて貼る
- ルール8:試験当日の時間割で過ごす
- ルール9:英語長文の時間は1日1時間確保する
ルール1:「1コマ90分×6コマ/日」 をこなす
試験当日は、3科目~4科目の受験します。90分の試験時間を想定し、6コマ以上こなすことを意識的にすすめます。
ポイント
・90分の1コマを終えたら、30分休憩をとる
・睡眠時間は、絶対に削らない
・朝型に変える ※朝早く起きるため、夜は早く寝ましょう。
ルール2:寝起きの15分は計算問題(理系)・暗記テスト(文系)をする
脳を活性化させるため、計算問題や暗記テストを実施しましょう。
ポイント
- 理系:計算問題をどんどんこなす
- 文系:日本史、世界史、古典、単語などの暗記テストを行う
※暗記項目を覚える行動ではなく、覚えているかのチェックをします。
ルール3:昼食後の1時間は得意科目をする
昼食後は眠くなります。ですが、入試直前の時期は、眠っている場合ではありません。好きな科目、得意な科目、意欲的にできる科目を朝食後に実施することで、その後の流れが非常にスムーズになるでしょう。
ルール4:朝食後と夕食後の15分間は体を動かしながら暗記する
朝食後と夕食後の15分間は、動きながら、歩き回りながら、声を出して暗記しましょう。
五感をフルに活用して暗記ができます。また、胃袋に集中した血液を体中に巡らせることで、眠気防止もつながります。
ルール5:入試直前は難しい問題に手を出さない
難関大学ほど難し問題が出題される傾向があります。ですが、入試直前の時期は、難しい問題・新しい問題には手を出さない方がよいです。
標準的な問題を確実にすることで、ある程度合格点に近づくことは可能です。これまで積み上げてきた得意分野を発揮することで、「標準問題+α得意分野」で合格点を獲得できることは受験のセオリーです。
ポイント
- 復習する
- 過去問題を解きなおす
ルール6:入試直前の復習はランダムにする
過去に使用した参考書や学校の教材を、一つ一つページをめくりながらする復習は、入試直前の時期にはおすすめできません。ランダムに開いた所を復習します。ランダムに開いた1ページを復習することで、その周辺の知識がよみがえることがあるからです。この方法は。とても効果的です。
ポイント
- むやみやたらに最初のページから復習を始めない
- パッと開いたページの復習をする
- 1コマ90分を目安に復習をすすめる
ルール7:覚えられないものは紙に書いて貼る
なかなか覚えられないものは、紙にかいて目の触れるところへ貼りましょう。触れる回数が増えると記憶は定着しやすくなります。トイレの壁は集中しやすく、見るものが壁しかないため、暗記にはおすすめです。
ルール8:試験当日の時間割で過ごす
試験当日の時間割りにそって勉強をしてみましょう。体のリズムが、試験当日のリズムに重なるため、本領発揮しやすくなる効果があります。
時間割りの例
- 09:00~10:30 英語を開始する
- 10:30~11:30 休憩※時間が長い場合、前半に休憩、後半に暗記をするなど工夫する
- 11:30~13:00 国語を開始する
※夜以降は、ルール1に沿って過ごす
- 20:00~21:30 1コマ90分で勉強する ※ルール1
- 21:30~22:00 休憩
- 22:00~23:30 1コマ90分で勉強する ※ルール1
ルール9:英語長文の時間は1日1時間確保する
入試直前の時期でも、英語の長文には1日1時間確保しましょう。英語は、感覚を養う科目であり、やればやるだけ最後まで伸びていきます。音読や過去問題を解き直すなど、
常に英語に触れるようにしてください。1日でも途切れると英語の感覚は鈍ります。継続する意識を持ってください。
こちらの方法は動画でも詳しく解説しています。
1週間で成績を伸ばす!
入試直前の1週間をとても大切に過ごしてほしいと思います。本記事のルールを意識して、1週間でさらに飛躍しましょう。そして、大きな成果を得てください。