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【受験生に告ぐ】夏休み!楽に12時間勉強できる裏技

2022.8.6

         

みなさん、いよいよ夏休みですね。「夏はたくさん勉強しよう!」「ライバルに差をつけよう!」、でも本音は「気が重い…」「夏が嫌いだ…」、一方では「夏はバカンス」「遊びたい」など、さまざまな声が聞こえてきそうです。

やはり「長時間勉強」に勝る成功法はないと思います。どれだけ最高な授業や参考書があっても、勉強しなければ宝の持ち腐れです。多少質の悪い授業や参考書でも、1日12時間の勉強を継続できれば、成績は上がるはずです。

さまざまな夏に関する「声」をクリアし、勉強も遊びも充実した夏を手に入れるため、これから紹介する夏休みの過ごし方・勉強法を実践してみてください。きっと「夏休みにたくさん勉強できた!」「受験生の夏休みなのに、思いっきり夏を堪能できた!」「秋からますますがんばろう!」となるでしょう。

本記事では、「夏休みに1日12時間以上楽に勉強が続く5つの方法」についてご紹介します。

本記事でわかること

  1. 大前提となる「5つの法則」
  2. 大前提となる「5つの法則」を取り入れた理想の1日の過ごし方
    ・朝の時間割
    ・昼の時間割
    ・夜の時間割

観点

  • 1日12時間楽に勉強できる方法
  • 1週間のうち1日は完全にオフにする方法
  • 夏休み最後の1週間はバカンスとして休む勉強法

大前提となる「5つの法則」

※推奨する参考書や具体的な勉強法については、本記事では割愛します。

その1:『選択と集中』

夏は多くの時間があると錯覚する方が多いですが、実はそうではありません。ですので、あれもこれもやるのではなく、選択してそこに集中することが大事です。

選択

そもそも受験は、夏だけはでなく、1年を通して継続した勉強が必要です。夏に燃え尽きて、秋以降勉強できない方が多くいますが、それでは意味がないです。ですので、夏は1~2つの科目や分野を選択し、それに集中することが大事なのです。選択したもの以外を捨てる決断も、夏休みを最大限に活かすには、非常に重要となります。

例えば、「英語長文」「現代文」「数学」「地理」「歴史」「公民」「物理」「化学」「生物」など、集中すべき候補はたくさんありますが、欲張らずに選択しましょう。夏に「配点の大きい科目」「苦手な科目」をクリアできれば、その達成感や秋以降のやる気アップにつながります。単純に合格最低点にも一気に近づくはずです。

集中

選択の次は、選択した科目を「どう集中して身に付けるか?」というスケジュールを作ります。夏休みのすべての期間を勉強に使う方もいます。勉強は時間ではなく、勉強量が大事です。

  • 1時間で10ページ < 1時間で20ページ
  • 30日間で300ページ < 23日間で400ページ

夏休み全期間-7日間=〇〇日間を夏休みととらえ、勉強量をこなす計画を立てましょう。
[例]夏休み30日間で、230ページの参考書を仕上げる場合、1日10ページ進めます。

  • 30日間-7日間=23日間
  • 230ページ÷23日間=10ページ

23日間で終われば7日間の休みができます。終わらなくても、「25日間で終われば5日間」「28日間で終われば2日間」の適当な期間を休めます。勉強量をこなせば、自分によいことがある仕組みにするのです。終われば最大1週間休めるのです。勉強もがんばって、遊びも充実するのでとても魅力的です。

その2:『1週間は6日だ』

やるときはやる、休むときは休むといったメリハリから集中力は生まれます。1週間のうち1日を休むことで、他の6日間の集中力が上がるのです。さらに、1週間の勉強量も決め、それが終われば1日休むサイクルが理想です。「頑張る→褒美を与える→やる気がでて頑張る→褒美を与える……」このサイクルで、無限のループを実現してほしいです。

例えば、月曜から土曜まで予定の勉強量がすべて終われば、日曜は休日です。そうすれば、また月曜からのやる気にもつながります。土曜の夜に終わらない場合も日曜は休みましょう。どうしても休めない場合は、日曜の午前は勉強し、午後から完全に休むように調整してください。
ここで、日曜の午前を休み、午後から勉強するのはおすすめできません。メンタルヘルスの観点からも、やるべきことを終えてから休養する方が、ストレスの解決になるからです。

その3:『睡眠時間』

睡眠時間は死守しましょう。起きている時間を最大限に活かすため、効率化するのです。睡眠時間を削ると眠気がでます。元気な時は、1時間で20ページ進める方も、眠い時は5ページしか進まないことがあります。眠いときに20ページ進められたとしても、記憶の定着率は下がっています。睡眠不足は、効率を低下させます。

ちなみに、必要な睡眠時間は人それぞれです。レム睡眠・ノンレム睡眠を考えて、1時間半単位の増減で自分の最適な睡眠時間を見つけてみましょう。

最適な睡眠時間の見つけ方

  • 睡眠(4時間半)→日中眠くなる→睡眠(6時間)
  • 睡眠(6時間)→日中眠くならない→睡眠(6時間) ※適正な睡眠時間
  • 睡眠(6時間)→日中眠くなる→睡眠(7時間半)
  • 睡眠(7時間半)→日中眠くなる→睡眠(9時間)
  • 日中に20~30分の仮眠で眠気が取れる ※適正な睡眠時間

その4:『90分勉強法』

人間は、長時間集中することができません。約45分前後で集中力のピークは過ぎるといわれています。大学受験の試験は、1科目が90分、またはそれ以上あるケースもあります。試験環境に慣れるためにも、90分勉強して、30分休憩する「90分勉強法」がおすすめです。

これは、「タイムスロットマネジメント」と呼ばれ、『外資の3倍速仕事術』で著名な奥井規晶先生が提案された方法です。「勉強90分+休憩30分」を1セットにして1日を取り組むと集中力が高い状態での勉強が継続できるというものです。30分の休憩が無駄と思われる方もいるかもしれません。ですが、その30分で自分を癒し、リセットすることで、次の90分のやる気につながり、集中できるのです。勉強はダラダラやっても意味がないのです。

90分間連続して勉強ができない方

「勉強時間の3分の1の時間を休憩する」と考えて、調整してください。

  • 勉強60分+休憩20分
  • 勉強30分+休憩10分

「休憩」の定義とは

本記事でいう「休憩」とは、「目を閉じる」ことです。目を閉じることで、脳を休めることができます。「スマホをさわる」「動画を見る」「ゲームをする」「漫画を読む」、これらは「息抜き」であって「休憩」ではありません。脳が休まらないからです。「目を閉じる」の他に「仮眠をする」「音楽を聴く」「シャワーを浴びる」などもよいでしょう。
※「息抜き」については、後から紹介する「理想の1日の過ごし方」で取得するタイミングを示しています。

その5:『コンカレントワーキング』

『コンカレントワーキング』とは、『90分勉強法』で紹介した奥井規晶先生の提唱する考え方です。ひとつのことを長時間やり続けるよりも、いくつかの作業を同時並行して進める方がはるかに効率的だそうです。英語ばかり勉強するよりは、他の科目も同時並行で勉強するのがよいのです。

例えば、英語だけの勉強で、1時間に10ページ進めた場合、英語+数学で勉強すると、1時間に15ページ進めることが可能となります。また、英語だけを勉強したい場合は、「英単語」「英文解釈」「英語長文」「英作文」「英文法」「リスニング」など、分野別に組み合わせて、並行して勉強を進めましょう。

大前提となる「5つの法則」を取り入れた理想の1日の過ごし方

朝起きてから寝るまでの分刻みの時間割を提案します。それぞれに環境が異なるため、理想の過ごし方は違います。あくまでも理想とするモデルケースの1つとして提案します。必要な部分だけを取り入れる形でも大丈夫ですが、大前提となる「5つの法則」は、実践することをおすすめします。

また、休みの日も起きる時間、寝る時間は固定しましょう。規則正しく過ごすことで、体が楽で体調が整い、やる気が出やすいからです。

1日12時間勉強が続くスケジュール

【大枠】

  • 朝:4.5時間
  • 昼:4.5時間
  • 夜:3時間
  • 睡眠時間:6時間

1日のバイオリズムも大切です。午前は、左脳が活発なので、論理的思考を使う思考系の科目(英語長文・現代文・数学・記述問題)、午後は、復習や暗記科目をするのがおすすめです。

【詳細】

朝の時間割(4.5時間)

午前中には、苦手な科目や思考系の勉強をします。そうすることで、午後からのやる気が上がりやすいです。12時間通してがんばるのではなく、午前中に集中することで、時間を効率よく使えるのです。

  1. 7:00-8:30 勉強
    起床後すぐに勉強を始めます。最初の30分は、エンジンを温めるように単語や復習をしてもよいですが、残りの60分は思考系の勉強をします。
  2. 8:30-9:00 休憩
    最初の休憩は、簡単な朝食を取るのもよいです。
  3. 9:00-10:30 勉強
    思考系の勉強をします。
  4. 10:30-11:00 休憩
    目を閉じて休憩します。
  5. 11:00-12:30 勉強
    思考系の勉強をします。
昼の時間割(4.5時間)

午後からは、思考力が低下するため、復習を中心に進めます。

  1. 12:30-14:00 休憩
    30分ごとに、昼食→息抜き(YouTube・ゲーム・漫画など)→仮眠
  2. 14:00-15:30 勉強
    思考系の復習を中心に進めます。
  3. 15:30-16:00 休憩
  4. 16:00-17:30 勉強
    思考系の復習を中心に進めます。
  5. 17:30-18:00 休憩
  6. 18:00-19:30 勉強
    思考系の復習も難しくなる時間なので、暗記系の復習に切り替えます。
夜の時間割(3.0時間)

夜は、かなり疲れているので、歴史、単語、漢字、または公式など、暗記の時間にするとよいです。

  1. 19:30-20:30 食事・息抜き
    夕食→休憩(リフレッシュ・散歩など)
  2. 20:30-22:00 勉強
  3. 22:00-22:30 休憩
  4. 22:30-24:00 勉強
  5. 24:00-25:00 息抜き・風呂
    寝る前の60分は、前半30分に息抜き(YouTube・ゲーム・漫画など)をして、後半30分をお風呂にするとよいでしょう。できれば湯舟に入ってください。シャワーとは違う癒し効果と、体温が急激に上がり、徐々に下がることで、眠気を誘う効果があります。

動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。

この夏、最高に成長しましょう!

勉強は、勉強した時間ではなく、勉強量です。1日12時間、効率よく勉強を進めてください。「5つの法則」を取り入れ、理想の1日を過ごすことで、勉強も遊びも充実した夏を手に入れましょう!

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