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『英語長文レベル別問題集』と『ハイパートレーニング』の組み合わせ最強説!英語長文勉強法8選

みなさん、英語長文は得意ですか?得意ではない方もいるかもしれません。
英語長文は、やはり演習の数をこなさないと得意にはなれません。英語長文の問題集として、『英語長文レベル別問題集』『大学入試英語長文ハイパートレーニング』(以下、『レベル別問題集』『ハイパートレーニング』)が定番です。

『レベル別問題集』は6種類、『ハイパートレーニング』は3種類の合計9種類があります。その9種類のうち5種類を選び、進める順番をコントロールすることで、偏差値50から70に上がる可能性もあります。
本記事では、『レベル別問題集』と『ハイパートレーニング』を組み合わせた英語長文の勉強法8選についてご紹介します。

本記事でわかること

  1. 『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の勉強する順番
  2. 『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の構成
  3. 『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の最適な勉強法

『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の勉強する順番

選んだ5種類の問題集は、以下の順番で進めます。この順番となる理由は、『ハイパートレーニング』は文章の抽象度が高く、内容が難しいからです。レベル別問題集を間にはさみつつ、最終的に『ハイパートレーニング レベル3 難関編』を攻略することを目的にすすめましょう。

  1. 英語長文レベル別問題集3 標準編
  2. 英語長文レベル別問題集4 中級編
  3. 大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編
  4. 英語長文レベル別問題集5 上級編
  5. 大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル3 難関編

※英文一文一文の理解が難しく、基礎的な英文法が身についていない方は、まず『入門 英文解釈の技術70』を学習することをおすすめします。

『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の構成

『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の最適な勉強法

英語長文は、ただ演習の数をこなせばよいわけではありません。正しい勉強法に基づいて、演習の数をこなすことが重要です。
この勉強法では、「英語長文をマスターする」「設問をマスターする」の2段階に分けて進めます。「英語長文編」で5つ、「設問編」で3つの合計8つのポイントについて説明します。

英語長文編

ポイント①:辞書を用意する

長文に取り組みやすくなります。
スマホや電子書籍ではなく、使い込んだ紙の辞書は、試験会場で他の受験生を圧倒し、精神的に有利になることも実際にあります。

ポイント②:訳を書く

英語長文に対して、なるべく辞書を使わずに自力でノートに訳を書きます。意味のわからない単語は、前後の流れから推測し、赤文字で強調します。

ポイント③:訳を照らし合わせる

解説などをもとにチェックし、SVOCMがあっているか、単語の意味があっているかを確認します。

ポイント④:本文と訳を読み込む

本文の理解を深めるために、日本語の訳を読み込みます。日本語でも意味がわからないテーマや用語は、しっかり調べて理解を深めましょう。文章の流れを確認することも重要です。

ポイント⑤:音読する

SVOCMごとに英語→日本語の順に音読し、1日5回を6日間繰り返します(合計30回)。
人の記憶は睡眠により定着するという説があります。1日に30回音読するより、あえて6日間に分けて音読する方が、睡眠の回数が増えることで効果が高まります。

設問編

ポイント⑥:理由を書く

その解答に至った理由を書きます。

ポイント⑦:根拠を照らし合わせる

⑥で書いた解答の根拠と解説にある根拠とを比較する
自分の思考の間違いを正すことができます。

ポイント⑧:復習する

不正解の設問、正解したが根拠が誤っていた設問は、復習しましょう。
※回数目安:2回

【実践例】

[例題]This river is dangerous to swim in.

  1. 訳を書く
    例文をSVOCMに区切り、訳を書く
    This river/is/dangerous/to swim in.
    あの川は/です/危険/泳ぐのに
  2. 訳を照らし合わせる
    SVOCMと訳があっているかを確認
    SVOCMをチェック:S(主語)=This river、V(動詞)=is、O(形容詞)dangerous、M(修飾語)=to swim in
    訳をチェック:あの川は泳ぐのに危険です
  3. 本文と訳を読み込む
    日本語でも意味がわからないテーマや用語は、Googleなどで調べる
    文章の流れやどんな内容が順番に書かれているのかを理解する
    例:第1段落に○○、第2段落に○○の理由、第3段落に具体例、最後に結論
  4. 音読
    例文の英語を日本語に訳して、1日5回、6日間繰り返す(合計30回)
    「That river」→「あの川は」、「is」→「です」、「dangerous」→「危険な」、「to swim in」→「泳ぐのに」
  5. 設問の解答の理由を書く
    例:「問2の解答は”1”」
    「理由は第1段落の5行目にある”reason”と内容が同じだから」
  6. 根拠を照らし合わせる
    ⑤で書いた理由を解説に記載の理由と比較する
  7. 復習する
    不正解の設問、正解したが根拠が誤っていた設問は、2回程度復習する

こちらの方法は動画でも詳しく解説しています。

英語長文を得意にしよう!

『レベル別問題集』✕『ハイパートレーニング』の最適な勉強法を実践し、英語長文を得意にしましょう。そして、偏差値50から70まで一気に上げていきましょう!!

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