なぜ底辺高校の受験生はMARCHすら受からないのか 5つの理由と解決策を解説!
世の中には、志望大学に受からない原因を自分で選んだ高校に求めるのはよくないといった声もあります。ですが、教育には、格差がない方がよいですよね。
あなたが、底辺高校や、底辺高校ではないが”自称進学校”に通っていて、なかなか成績が上がらずに困っているのであれば、それらの高校があなたにしかけてくる5つの罠をどうやってかいくぐり、志望校に合格できるのかに気づいて、合格への大きな足がかりを掴んでほしいです。
本記事では、底辺高校からは難関大に合格しにくい5つの原因とともに、底辺高校に通っていても、何とか難関大学・志望大学に合格を目指せる方法をご紹介します。
本記事でわかること
- 前提として必要となるもの
- 底辺高校が仕掛ける第1の罠
- 底辺高校が仕掛ける第2の罠
- 底辺高校が仕掛ける第3の罠
- 底辺高校が仕掛ける第4の罠
- 底辺高校が仕掛ける第5の罠
前提として必要となるもの
成績を上げたり、志望校に合格するためには、大きく2つのことが必要です。次の2つがそろってはじめて成果がでるのです。
- 勉強量(勉強時間)
- 勉強の質(良いカリキュラム・教材・勉強方法)
どんなに多くの時間をかけても、質の悪い勉強法では、なかなか成績は伸びません。
カリキュラム・授業内容・勉強法がよくても、勉強時間が短すぎては、なかなか成績は伸びません。
「量」と「質」は別々に存在するのではなく、互いに相互に作用しあっているものなのです。
例えば、とてもよいカリキュラムや勉強法があれば、少しの勉強で、「覚えやすい」や「理解がしやすい」といった感覚が得られるため、やりがいを感じることができるでしょう。そうすると、もう少し勉強しようかなという気分になります。そして、もう少し勉強するとさらに覚えられて、理解ができておもしろくなってきます。苦しかった勉強が、楽しい勉強に変わっていくでしょう。そういうことも、勉強量と勉強の質の関係性が生み出す効果なのです。
底辺高校の実態について、勉強量と勉強の質、この2つを阻害する観点で5つの罠を定義していきます。それらの罠から脱却することをぜひ試してほしいです。
第1の罠:実績がクソなのに学校の成績をがんばれないやつは大学に受からないと言う講師がいる
底辺高校では、そもそも学校の授業の質が低いです。ですので、その授業をどんなにがんばっても、模試で成績は取れないでしょう。きっと、過去問が解けるようにもならないです。
先生も生徒に期待をしていない場合が多いです。望みもないと決めつけている先生方のやる気のなさが、生徒に伝わってますますやる気がなくなります。
ミラーニューロンという脳科学の言葉があります。
他の個体・他の霊長類以上の動物に適応する考え方ですが、他の個体の行動が、自分の行動に影響をおよぼすことがよくあるといわれています。
例えば、とてもやる気のある先生なら「私もがんばろう!」となります。ですが、生徒に対し「どうせ合格は無理なので、教師の実績のためにとりあえず学校の勉強をやりなさい」といった雰囲気が生徒に伝わると、生徒もやる気がなくなってしまいますよね。
もし、そんな教師がいたら、話半分で、何を言われてもスルーしましょう。適当に流すことが大事です。
第2の罠:受験勉強の邪魔をする
自身の人生よりも、生徒がよい人生を歩むのを嫌がる教師がいます。
不要な課題を課せたり、心ない言葉をかけたりされるかもしれません。
出身大学で「自分の将来の可能性」や「生涯賃金」が明らかに変わるこの世の中においては、勉強の邪魔となる戯言はスルーしましょう。
自分が本当に行きたい大学を心から目指す覚悟が、”受験勉強を邪魔するゾンビ”を倒す一つの方法ではないでしょうか。
第3の罠:国立大学至上主義
地方の高校にありがちですが、とにかく国立大学を勧められます。
地方の高校ほど、地方の国立大学の合格実績があると、新入生の集客がしやすくなるというからくりがあるのです。
国立大学は、学費も安く、ブランド価値もあり、就職先も安定しているため、高校生の親御さんも、国立大学入学を望む現実があります。実際に高校に入学すると、早稲田や慶応、GMARCH、関関同立がよいと思う人もでてきます。ですが、高校が国立至上主義なため、私立志願組は肩身が狭い思いをすることもあります。
国立に合格するためのカリキュラム、演習、補習授業も組まれています。私立文系の場合は、3教科しか出ないため、他の援護・教科の演習・講習は不要なのですが、受けざるを得ない状況に追い込まれやすいです。本当に注意が必要です。
国立大学を勧めてくる教師は、あなたのためを思ってではないケースが、底辺高校には多いため見極める必要があります。
とにかく自分が行きたい大学を目指しましょう。そして、それを応援してくれる大人の言葉を聞き入れましょう。説得や違うところを無理やり押し込めようとしてくる大人の言葉はスルーです。これがこの罠に引っかからないコツです。
第4の罠:生徒に可能性はないと確信している
伝統主義な日本人の特徴から、過去の経験・実績で今後を見る傾向があります。
先輩たちが、あなたの志望大学に合格した実績がなければ、あなたも合格できるわけがないと決めつけてしまいます。目指す大学には、とても受からないと言ってくるかもしれません。
そんな時は、YouTube予備校にあなたの志望大学の対策・動画をアップしていますので、ぜひ活用してください。
第5の罠:勉強法が使えない
勉強法が使えないのは全科目に言えることですが、特に気になる無駄な施策が3つあります。
- 英単語テスト毎週50個
なぜ、1週間で50個なのでしょうか?そんなスローペースでは大学受験に間に合いません。1週間あれば最低300個、単語のみに集中すれば1週間で2000個くらいは、苦労なく覚えられる方法もあるのです。 - 漢字テスト毎週100個
ペースとしては悪くありません。ですが、試験での漢字の出題率は、ごくわずかです。まず、漢字で点数を獲得するより、配点の高い問題で点数を取りにいくべきです。
ですが、現実はというと、漢字のテストを課してくる高校が本当に多いです。 - 高1から古文単語のテスト
高3の秋からでもよい暗記の内容を高1年からやっても無駄です。その時間があれば、英語・数学・現代文を伸ばすことに集中すべきです。
これらの施策からどうしても逃れられないという方は、漢字、古典は、YouTube予備校の勉強法でサクっと得意にしてしまうのも1つの手段なのかもしれません。
こちらの内容は動画でも詳しく解説しています。
勉強量と勉強の質をあげて志望校に合格しよう!
通っている学校は、確かに自身で選んだ高校ですが、その呪縛にかかる必要はありません。ぜひ、自分の希望を大切にし、自分の行きたい大学をしっかり目指してきっと合格しましょう。まわりの大人に惑わされることなく、強い覚悟をもって受験に望みましょう。