『必携英単語 LEAP』の使い方~おススメ暗記法7選~
みなさん、旧帝大の英語試験をご存じですか?
まず、共通テストで高得点を取得しなければなりません。その後の二次試験では、リーディング、リスニング、高度な英文読解や自由英作文などがあり、英単語の深いの知識も必要です。まさに旧帝大の英語試験は強敵です。
竹岡広信先生の最新作で注目をあびた『必携英単語 LEAP』は、旧帝大のような難関大の英語にも対応できる英単語帳です。
本記事では、『必携英単語 LEAP』の効率的な暗記法をご紹介します。
本記事でわかること
- 『必携英単語 LEAP』にマッチする学力層
- 『必携英単語 LEAP』の構成と特徴
- 『必携英単語 LEAP』の最適な勉強法
『必携英単語 LEAP』にマッチする学力層
本書は、難関大レベルに対応した英単語帳です。基礎から標準的な英単語の学習も必要な方は、『必携英単語 LAEP BASIC』を併用することをおすすめします。
『必携英単語 LEAP』の構成と特徴
構成
Passive Vocabulary:難解英単語を分類
リーディングやリスニング(読む・聞く)の受け身の作業で求められる英単語
Active Vocabulary:基本単語を含む重要語を分類
スピーキングやライティング(話す・書く)のアウトプットに必要な英単語
特徴
収録されている英単語は、他の英単語帳と異なり、CEFRの英語レベルが表記されています。英単語の選定について、客観的に英単語の重要度を基準にしていることが一番の特徴です。
また、「Passive Vocabulary」「Active Vocabulary」の分類も重要です。「Active Vocabulary」では、スピーキングやライティングで重要な基本動詞42語を厳選し、その英単語の中心的な意味をイメージで伝えながらアクティブな表現、用法を解説しています。ニュアンスの解説により、応用がききやすくなります。複数の意味を持つ場合、「根幹の意味」「イメージ」「ニュアンス」を理解していることで、派生させることが比較的簡単になるのです。
『必携英単語 LEAP』の最適な勉強法
この勉強法の中心となるものは「一単語1秒でやる」「反復する」の2つです。また、英単語の暗記は「準備」と「暗記」の2段階ですすめます。
準備編
- 知っている英単語と知らない英単語を仕分ける
知らない英単語に〇をつけたり、マーカーで印をつけます。 - 覚えやすい英単語の意味を1つだけ選ぶ
赤文字、黒文字問わず覚えやすいものを選んでください。読み方が分からない英単語はGoogle検索などで発音を調べ、読みをカタカナ表記で英単語の上に書きます。 - ①②の準備を覚えたい英単語数になるまで続ける ※目安:300~600語
最初に英単語帳1冊全部チェックしてもよいです。
暗記編
- 「英単語の読み」と「意味」を音読する
例えば、「look」→「見る」、「see」→「~を見る」、「watch」→「~をじっと見る」、「listen」→「聴く」……と1単語1秒を10分間で約300~600語繰り返します。 - ①を1日3回行う(合計30分)
記憶の定着率をあげるために、日中に1回、寝る前に1回、朝起きて1回行うのがおすすめです。 - ②を6日間続ける
合計18回ほど1つの英単語に触れることになります。このように、反復することで、約9割は覚えているでしょう。 - 覚えられない約1割の英単語に次の知らない英単語(300~600語)を追加し翌、週も継続して③を行います。
どうしても覚えられない英単語
この英単語帳の特徴である語源からの解説や例文などで理解を深めた後、反復を実践すると覚えやすいです。それでも覚えられない場合は、例文を丸暗記しましょう。例文の暗記、はボリュームは増えますが、意味の連なりにより記憶しやすくなります。
こちらの方法は動画でも詳しく解説しています。
効率よく学び身につけよう!
『必携英単語 LEAP』は、大学受験、TOEIC、英検などの英語試験で求められる四技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)を意識し、段階的に学べるすばらしい英単語帳です。
本書は、約1935語の英単語を収録しています。二週間で終了するには、一週間で約1000語をこなす必要があります。一単語1秒の計算では、1日45分で覚えられる計算になります。ぜひ、実践して難関大の英語試験に対応できる英単語力を身につけましょう。